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バージンロードはなぜ歩くのか

パイプオルガンの調べにのって、チャペルのドアが開いて歩くバージンロードは花嫁にとって憧れそのものです。
正式には花嫁の通路、ウエディング・ロードやアイルと呼び、バージンロードは和製英語であるので、海外では通じません。

 

バージンロードは、花嫁が生まれた時から今日までの道のりを意味するものです。
一歩一歩、家族と暮らした年月を進んで行き、彼のもとへ辿り着く道です。
歩む前にベールを前に被せますが、お母さんのお腹の中に戻ることを表します。

 

感動の意味を列席の方たちとも分かち合いながら、厳かに挙式は進んでいきます。
結婚式場では趣向を凝らしたバージンロードの演出も増えてきているので、たくさんの式場を見て気に入ったところを選びましょう。

 

バージンロードに花弁をまき清めるフラワーガールはおなじみです。
ダウンライトされた中を、新婦と父親が歩いた後、床がライトアップされていくところもあります。
通路のスペースがあるところでは、父親だけでなく両親と歩くこともできたりします。
今までの感謝をこめての演出は、最高のプレゼントにもなります。