Now Loading...

女性が結婚したいと思うのはいつ?

男性から見て、女性は結婚をファンタジックな夢の世界のように考えていると思いますか?
いつでも「結婚したい」「幸せになりたい」と考えていると思いますか?
いいえ、とんでもありません。若い学生さんならともかく、社会に出ている大人の女性は男性以上に結婚をシビアな目で見ています。

昭和の時代の「男は外で働き、女は家を守る」などという風潮は薄れてきているとはいえ、結婚すれば現実問題として家事や育児や両親、親戚、ご近所とのお付き合いはあるのです。そういうものと、今まで自分が築いてきた仕事やお金、独り身の気楽さで楽しんできた趣味などを天秤にかけているのです。
『今まで持っていた自由を手放すだけの価値がある、自分の人生を変えてもいい』と思えた時、大人の女性は結婚に踏み切るのでしょう。

女性の人生にはその途中で、いくつか方向修正が必要になる通過点があります。
若いうちは慣れないながらも大変な仕事が面白く、一つ一つの課題を乗り越えることに達成感もあり「このまま一人で生きていくのも悪くない」と思えるものですが、少し歳を重ねていくと身体的にも精神的にもだんだん無理が利かなくなり、勢いのある若手に押され自信を失ったり、自分の生き方に疑問を持つようになったりします。そういう時に「ホッとできる帰る場所があったらな」などと思うのです。

たいていのことは一人でこなせてしまう大人の女性は、日常生活で困ることはほとんどありません。
「困ったときはいつでも俺を頼っていいから」なんてヤワな男性の言葉は陳腐に聞こえます。
しかし、ある時ふと何かにつまづいたとき、将来の事を考えた時に一緒にいて安心する、いつでも味方になってかばってくれる、心から信頼できる人がもしもそばに居たら『結婚っていいものかもね』と思えるようになるのではないでしょうか。