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恋愛よりも幸せな結婚

「愛されることより愛することを。」というのは、かのマザーテレサの格言の一つです。人は愛されることを望むより、自ら周りの人を愛することで幸せになる、という意味なのですが、確かに広い視野で考えたときには自分から愛情をもって物事に当たる方が誰かから愛されることを待つよりも先だと考えられます。自分から温かく接することで相手も愛情で応えてくれる、というのは正論のように思います。
ですが、結婚に当たって女性の立場からから見たときにこの格言は当てはまらないこともありそうです。

こんな言葉を聞いたことはないでしょうか?
「男性に望まれて結婚する方が女性は幸せになる。」
女性は自分が好きになった男性と結婚するよりも、自分を好きになってくれる男性に愛されて結婚する方が幸せに暮らせる、という言葉です。
女性の方は考えてみて下さい。たとえばあなたに寝ても覚めても好きで好きでたまらない男性がいたとします。当然、毎日会いたいし、いつでも一緒に居たいと思いますから、結婚を望むでしょう。彼の方もそれだけ愛してくれるあなたなら「まあいいか」とOKするでしょう。しかし、結婚して生活を共に始め、日常の諸事をこなさなければならなくなると大好きだった彼のことばかりをかまってもいられなくなります。まして子供ができたりすると、あれほど愛していた彼のことは二の次三の次。彼にも「自分のことは自分でやって!」なんていうことになるかもしれません。そうなってくると面白くない彼は自分をかまってくれる別の女性を求めるようになるわけです。

もちろんこれは極端な例ですが、もともと男性は狩猟本能や征服欲が強い人が多いもの。追いかけられるより自ら追い求める対象に強く興味関心を持つというのは本当の話です。
こういったことから女性は「いいな」と思う男性にグイグイとアプローチして結婚するよりも、その男性に求められ、追いかけられる存在になるよう努力した方が幸せな結婚ができると言われているのです。