Now Loading...

“笑門来福”で運気UP

『笑門来福(ショウモンライフク)』という言葉があります。縁起のいい四字熟語として、お正月の書初めや年賀状、広告などにも使われるのでご存じの方も多いはず。『笑う門には福来(きた)る』ということわざの方はあまりにも有名ですね。言葉の通り「笑いの絶えない家庭には自ずと幸運が訪れる」という意味です。

四字熟語というと中国から伝わったものと思われがちですが、この言葉に匹敵する中国語はないそうで、日本古来の言葉なのだそうです。その由来はお正月に催されるゲームの『福笑い』にあるそうです。

最近はご家庭で遊ぶこともなくなっているようですが、そのゲームの内容を参考までにお話しすると 眉毛や、目、鼻、口の形のパーツを目隠しをして“おかめ”の顔の形に置いていく、あの遊びです。実際にやったことはなくても、写真や動画で見たことはあるのではないでしょうか。

おかめというのは女性の福の神のことですが、目鼻を並べる人は目隠しをしているので、当然出来上がるおかめの顔はおかしな顔になり、目隠しをとったときに並べた本人もその周りの人たちも思わず笑ってしまうことから、家族が笑って福の神が出来上がる→『笑う門(家、家庭)には福来(きた)る』となったようです。

「どんな時でも笑顔でいると自然にいいことがあるよ」といった励ましの言葉として使われることもありますが、まさに日本人の不屈の精神を表しているように感じます。

恋愛においてもこの言葉は当てはまります。仏頂面の不服そうな人のところには新しい出会いもなかなかありませんが、いつも明るい笑顔でいる人のところには自然に人が集まり、好ましく思ってくれる人も現れます。当然素敵な出会いも訪れるというもの。

「イイコトがあって初めて笑うのではなく、いつも笑顔でいるからこそイイコトがやってくる」と思えたときから運気は上がってくるのです。