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令和版「結婚の適齢期」

皆さんの思う結婚の適齢期は何歳くらいですか?
男性なのか女性なのかによっても変わってきますが、昭和の時代には「男は大みそか(31歳)過ぎたらもらい遅れ、女はクリスマス(25歳)過ぎたら行き遅れ」などと年齢で判断されていた時がありました。
令和の時代を生きる皆さんにはこんな時代錯誤な考えは到底理解できないですね。今や結婚適齢期は「その人のタイミング」というのが当たり前です。

近年の未婚の20代男女を対象としたアンケートによると、自分が結婚したいと思う年齢は男性は平均30.2歳、女性は平均27.8歳だったそうです。
この回答から、仕事や収入面に余裕が生まれてくる20代後半~30代前半までを結婚適齢期と考える若者が多いことが分かりますが、これは自分たちの親の世代がそうであったため、なんとなくそれくらいがいいのかな、と思っているところもあります。生き方が多様化し、晩婚化が進む現代では人生計画を加味した「自身にとっての結婚適齢期」を考えていくことが大切になります。

そもそも結婚適齢期に明確な時期や定義はなく、人によってタイミングは変わるのです。「若いうちにキャリアを積みたい」「○歳までは好きなことをして人生を楽しみたい」「〇歳までには子どもを産みたい」など、生きる意味が人それぞれ違うので当たり前です。
令和の世では「結婚適齢期」はあまり使われない言葉になりつつあるといえます。