結婚相談所の3カ月ルールとは? パート2
2025.10.20
前回は結婚相談所の基礎知識として、「結婚相談所における3カ月ルール」についておおまかに説明させていただきました。
3カ月で本当に結婚を決められるのか、3カ月のうちにどんな活動をすればよいのかと不安を感じる方も多いかと思いますが、今回はもう少し詳しく説明していきたいと思います。
結婚相談所がなぜ3カ月ルールを設けているのか、それはお互いの貴重な時間を無駄にしないということです。そして3カ月という決まりがあることでお互いがより真剣にお相手の方と向き合うことに集中できるということからこの決まりがあると言えます。
結婚を決めるのに3カ月は短すぎるのでは?と感じる方も多いでしょう。
ですが、結婚相談所では事前にプロフィールでお互いのことを知ることができます。一般的な恋愛であれば相手を知るまで時間が必要かもしれませんが、結婚相談所であれば学歴、年収、仕事、家族構成など正確な情報がわかっているので短期間で進むことができると言えます。
では3カ月で結婚を決めるために必要なことは何でしょうか。それは相手の方を深く知り、見極めることです。結婚生活は毎日続いていきます。どんな相手であれば穏やかに過ごすことができるかを考えましょう。他人同士なので、合わない部分があるのは当然のことですが、その部分を受け入れられるのか、それともできないのか。
また、許せることと許せないことが人それぞれにあることと思います。ちょっと自分と違うと感じたら、それを結婚生活で気にせずに過ごせるのか、我慢となってしまうのかを考えましょう。
価値観が似ていることは一緒に生きていく上で大切な事です。大切な部分を3カ月の間でできるだけ知るように努力してみましょう。小さなことでも引っかかることがあれば中途半端に流さずに、しっかりと見極めることが大切です。
そして、自分自身も本音を話せるお相手なのか、自然体でいられるのかという点も重要だと言えます。緊張してしまう相手や、自分の本音を出せない相手と長い結婚生活を進めていけるのか、どんな関係がお互いにとって居心地が良いのか、じっくり考えてみましょう。
長い結婚生活では、小さな我慢が積もり積もって爆発してしまうことも考えられます。そのようにならないためにも、結婚を決める前の段階でお相手の本性を知ることが重要です。もちろん全部を知ることはできないし、どんなお相手と結婚しても、こんな一面があるんだ、と感じる事は幾つかあるかと思います。それでもお互いに目をつぶれるようなことであれば結婚生活を継続させていくことも可能です。
人生を共にするお相手を真剣に見極める3カ月間。後悔しないためにもお相手の本心、そして自分の本心をさらけ出してみてはどうでしょうか。