2026年は丙午(ひのえうま)の年!
2025.12.9
2026年は、60年に一度の丙午の年が回ってきます。丙午とは、十二支と十干とが組み合わさったもので、来年くる「午年」と「丙」が合わさった年のことです。
前回の丙午の年は1966年でした。
丙は、陽の火をつかさどる文字で、太陽のような明るさ、情熱や強さ、決断力を象徴しています。
日本では丙午の女性は気性が激しく、夫の寿命を縮めるといった言い伝えがあるようです。
午(馬)は、健康や豊作を象徴する縁起のいい動物とされています。
午年の性格としては、明るく活発、思い立ったら即行動する決断力と実行力を持っているとされています。
午年と丙は火の要素を持つことから、二重で火の要素が強くなり、情熱や強さを象徴される年とされます。
さきほど述べたように、丙午生まれは気性が激しいという言い伝えのせいで、丙午生まれを避けるために出生率も下がったとの記録が残されています。
最初の丙午生まれの代表格は八百屋お七だそうです。江戸時代の話しで、思い人に会いたい一心で放火事件を犯してしまった女性です。お七が寛文の丙午 1666年生まれとされています。八百屋お七の物語は、人形浄瑠璃の人気演目となり、芝居などの題材で取り上げられることで広く知られるようになったようです。
2026年丙午の年の運勢は?過ごし方は?
古くから丙午は気性が激しい、火の気が強い、夫を食べてしまうなどという怖いイメージが語られ、いまだに迷信的な言い伝えも多く残されています。
しかし現代ではこうした迷信は否定傾向にあり、むしろ情熱的で意志が強く、自分の信念を貫ける年として、前向きにとらえる考え方が広まっています。
2026年の丙午の運勢は、熱量や勢いに満ちた年とされています。
情熱が高まりやすく、思い切った行動や決断をしたくなる一方で、焦りや衝突につながる場面もあるかもしれません。冷静さを意識することが大切です。
2026年に意識したい考え方や行動は。
丙午の年は、強いエネルギーに引っ張られやすいと言えます。気持ちが先行しがちになるので意識して、一呼吸おいたり、物事を整理することが大切になってきます。例えば、スケジュールに余裕を持たせて考えを整理する時間を作ったり、大きな決断をする前に一度冷静になってみるよう意識したりするだけで、大きく変わってくるでしょう。
色々な言い伝えがある丙午の年ですが、本来は明るく強い力を持つので、その波に乗って気になる事には前向きに挑戦する気持ちで過ごしていけるといいですね。




