ストレスを発散して新年を迎えよう!
2025.12.16
ストレスとはよく聞く言葉ですが、外部からの刺激によって身体に生じる反応のことを言います。強いストレスを感じたり、長い間ストレスのかかる状態にさらされたりすると、自分を守るために身体の内部に様々な反応が生じます。このことをストレス反応と呼び、身体や心の不調、行動の変化となって表れてしまうのです。
ストレスを早めに対処するためには、ストレスのサイン、兆しを理解することが大切です。
身体的なストレスのサイン
めまい、立ち眩み、頭痛、動悸、腹痛、睡眠障害
心理的なストレスのサイン
無気力、疎外感、緊張感、不安感、イライラ、恐怖
行動的なストレスのサイン
引きこもり、拒食や過食、飲酒の増加
これらのような症状がある場合は、ストレスにさらされている状態だと考えられるため、適切なケアが必要な場合があります。少しくらい体調が悪くても大丈夫だと軽く考えていると、自分が思っている以上に心身が疲れ果ててしまう場合があります。無理をせずに異変に気づいたら早めに対処しましょう。
ストレスから病気に
大きすぎるストレスや慢性的なストレスは、うつ病を始めとしたさまざまな疾患のリスクになります。ストレスと関連がある疾患を挙げてみます。
うつ病、不安症、強迫症、PTSD、心身症、アレルギー疾患、がん 等。
まずはストレスを知る
自分自身が抱えているストレスに気づき、認める必要があります。自分自身にとって何がストレスになっているのか、そのストレスをどのように対処すればいいのかを知る事が大切です。ストレスは体の弱い部分に影響します。ストレスの原因や理由がわかれば、意外とスムーズに解消できることもあります。
ストレスを完全になくすことは現実的ではありませんが、適切な対処によってストレスを減らし、疾患を未然に防ぐことは可能です。ストレス解消方法は、個人によって向き不向きもあると思います。ストレス解消にこだわりすぎてしまい、かえってストレスになってしまう場合もあるので適度にストレス発散していきましょう。
ストレスの問題も、他の多くの問題と同じように、自分一人では解決できないこともあります。なかなかストレス解消ができずに毎日苦しい思いをしているような場合は、医師に相談することも大切です。
現代はストレス社会と言われています。心身に不調を抱えている方も沢山いるのが現状です。楽しく生活するためには健康が一番。自分を大切にしていきましょう。




