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写真の『盛りすぎ』にご用心

進学、就職、配置転換など、春は男性も女性も新しい出会いが沢山ありますね。初めて会うから“初対面”のはずですが、ここ数年はSNSの普及で『会ったことはないけど顔は知っている』などということもあるようです。
インターネットに自分の写真を出すようなことは少し前まではとんでもないことでしたが、今は若い世代を中心にSNSなどでごく普通にプロフィール写真をアップしています。

そんな中、人気なのが写真を加工できるアプリです。
自分の写真の気になるところを修正、加工。いわゆる『盛る』ことができるので女性は喜んで使っています。中でもカメラに顔を向けると自動的に可愛らしいクマや猫のような耳をつけたり、目を大きくしたり、顔のパースをゆがませて幼く見える顔に加工してくれるアプリは、難しい技術や知識も必要なく自分の映り具合を確認しながら撮影できるので、可愛く『盛れる』とあって大人気のようです。

ですが、この可愛らしい写真と実際のお顔の違いに違和感を覚える人も多いのだそう。
特に大人の男性は「本人、SNSで見た人と別人みたい」「写真は可愛かったけど実際会ってみたらドン引き」などという辛口な意見もあり、20代~50代の男性の半数近くが加工アプリに否定的だという調査結果も。
女性は『可愛く見せたい』だけのつもりでも、それを見た後に実際会って『だまされた』と思われるのも悲しいですよね。

「実物のほうがいい」「自然体が一番」は必ずしも本音ではないかもしれませんが、あまり現実とかけ離れた加工は控えた方がよさそうです。