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ソーシャルディスタンスを超えるもの

この春から半年、感染症対策として三密を避けることを余儀なくされています。
この三密とは「多数の密集」「密閉空間」「密接場面」の事ですが、恋愛中のカップルにとって「たくさんの人と集まってはいけない」ことは我慢できるとしても、「二人きりで静かに会えない」「肌が触れるほど近づけない」という状況は、耐え難いものではないでしょうか。
そもそも恋愛をしたら「そばにいたい」「触れ合っていたい」と思うのは自然なこと。それがタブーとされ恋人同士であるにも関わらず公然と会うことが許されないとなると、会いたい気持ちはますます募るばかり。さらに慣れないテレワークや感染症対策に追われ、疲弊した心と体が恋人とのスキンシップを求めてしまうのは当然です。
どうしても会いたい時は同居していないカップルならば、生活ガイドラインに則って逢瀬の場を作るより仕方ないのですが、それもかなわないのであれば手紙で想いを伝えてみるのはどうでしょう。
こんな時だからこそ、普段面と向かっては言えない直接的な愛の言葉を伝えるチャンスかもしれません。

「君と出会って僕は幸せだよ」「あなたの傍にいると笑顔になれるの」「今は会えないけどいつも君の事を想っているよ」「これからもずっと愛しています」・・・
相手のいいところや好ましく思っているところを褒めて想いを伝えるのもいいですね。例えば「君の華奢な肩を抱くと全力で守ってあげたいと思うんだ」「あなたの広い背中にずっとついていきたいと思っています」「背が高くていつもおしゃれで会うたびドキドキします」などなど・・・

手紙を書くということは、便せんや封筒を選ぶところから、筆記具も揃え、言葉を紡ぎ、姿勢を正し一言一句丁寧に文字としてしたためていくというとても面倒な行為です。近頃は手書きで手紙を書くなどということはすっかりなくなりました。
ですがその行為の間、誰もがずっと相手の顔や仕草、声を想い浮かべているはず。手紙を書く時間は相手の事を想う時間なのです。その想いは手紙に乗ってきっと相手の心に届きます。

外に出かける事がままならず、家にいて時間があるならば、いっそ一昔前に戻ったつもりで“手紙を書く”という愛情表現を実践してみてはどうでしょう。溢れる思いを文字として伝えると、二人の愛もより深まるでしょう。