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ユーモアが恋愛中の二人を救う

恋愛もはじめのうちはお互いに非現実的な夢の中にいるので『あばたもえくぼ』で多少の粗相は可愛く見えるものですが、どんなに憧れの男性・女性で追いかけ続けてやっと交際できた人だとしても、いざ身近な存在になってみると少しずつ現実的になります。
ほんの些細な、例えば部屋のドアがいつも少し開いているだとか、玄関の靴をそろえる向きが逆、とか生活の中のちょっとした一コマにズレを感じると「そんな人だと思わなかった」「こんなはずじゃなった」と思ってしまうのが人間というモノ。でもそんなことでは、そのお相手と結婚して一緒に暮らすようになったりしたら、生活の中の一挙手一投足が気になって窮屈で仕方がなくなってしまいます。ここで必要なのは物事を楽しむ余裕、『ユーモア』です。

よく女性が好みの男性のタイプとして『面白い人』とか『一緒にいて楽しい人』ということがありますが、これはまさにユーモアがある人の事です。『ユーモア』とは気の利いたシャレの事で『人の失敗や間違いを人間共通の弱点として寛大な心で許し、楽しむ気持』と定義されています。

例えば、彼女が行き来すると部屋のドアがいつも中途半端に開けっ放しで気になるとしたら「いつも風通しよくしといてくれてありがとう!」と笑顔で嫌味なく言ってみる。本当は「ちゃん締めておいた方が良い」と思っている彼女だったら「あら、開けっ放しだった!ごめんなさい」と今度は閉めるようになるかもしれませんし、換気をしようとしてわざと開けている彼女だったら、次からはしっかり開け放してドアストッパーも付けるかもしれません。どちらが正解で間違いなのかは分かりませんが、お相手はお相手なりの考えがあって行動しているのですから、『それもあり』といったんは受け止めた方が良いのです。
この心のゆとり、『ユーモア』がある男性は確実にモテます。