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人生で得する話し方

特に面白い話をしているわけではないのに、なぜかいつもその人の周りではみんなが笑顔で笑いがたえず、本人も幸せそうに笑っている、という人がいます。逆に、物知りで語彙も話題も豊富でなんでも流暢に話せるのに、いつも人から面倒がられ、とかく孤立しがちな人もいます。話し方は後者のほうが断然上手なのに、幸せそうに見えない。この二人の違いは何なのでしょう。

人は誰でも自分が一番好きだし、自分の話を聞いてもらいたいものです。
上手な話を聞かせてくる人よりも、自分を理解し、肯定的に受け入れて話を聞いてくれる人に好感を抱いてしまうのです。先ほどの幸せそうな人は話をするのが上手なのではなく、人の話を聴くのが上手なのです。
多くのことに精通しているわけでも、難しい言葉を知っているわけでもなく、ただ目の前の人の話を「ふんふん」「なるほど」「それはすごい!」と笑顔で興味深げに聞いているだけです。ともすると、その人は目の前の人よりも口数は少ないかもしれません。
そんなに多くの話題を持っていなくとも、回りの人から慕われ、幸せそうな人気者になれるのです。上手な会話は「聴く」が8割。いつもしゃべりずぎてしまうという人は少し「聴く」を意識してみましょう。そんなに沢山話さずとも、周りの人みんなから好かれ、自分も笑顔でいられるなんてお得だと思いませんか?