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好かれる人は絶対に名前を憶えている

会話の上手い人は、相手の名前を話の中にちりばめながら、相手との距離感を上手に縮めていっています。
人は自分の名前を何度も何度も頻繁に言われると、受け入れてもらった、知ってくれた、と感じ自然と親近感がわき、安心していられるようになるのです。
たとえば初対面でお互いに自己紹介をしたとき、「○山△子です」と相手が名前を教えてくれたとしたなら、「○山さん、どういう字を書くんですか?」とか「△子さんって素敵なお名前ですね」といった、名前に関する話題から始まり、「○山さんのご出身はどちら?」「○山さん、こちらの席が空いてますよ」「○山さん、何かお飲みになりますか?」といった具合に何を話すときにも、相手の名前をまず言うのです。

 
これはコミュニケーションを円滑にする話法でもありますが、難しいことは抜きにして何度も名前を呼ぶことは自分自身も相手の名前を覚えることができますし、さらに相手には敵意がないことを伝え、相手を承認している気持ちが伝わるので名前を呼ばれる方は安心して話ができるようになります。
そこにさらに褒める言葉を自然に付け加えられれば、相手は「この人は私のことを分かってくれる人だ」と感じ、『また会いたい』と勝手に思ってくれるのです。