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自分で結婚を決めよう 埼玉県加須市結婚相談

30年近く前のことですが、こんな人がいました。
その人は結婚適齢期(と言われる歳)の女性でしたが仕事をバリバリこなし何十人もいる部下からの信頼も篤い営業職の部長さんでした。そんな彼女が自分の人生の先々を考えたときに『自分には結婚という経験が必要だ』と考え『一年以内に結婚して退職、その後の二年以内に第一子出産、子供は二人ほしいのでその後また二年以内に第二子を出産する。』と決め結婚活動を始めました。
結婚相手の条件として掲げたのは『自分の結婚計画に賛同してくれる人』とだけ。
その結婚活動の内容というのがまた何ともユニークで、自分のプライベート上、もしくはビジネス上の知人友人の中から結婚の対象となりうる年齢の男性をピックアップし、片っ端からアポイントを取り、デートの約束をしていったのです。もうそれはデートというよりほとんど“面接”です。

その部長さん、デートの中でお相手とどんな話をしたかというと、自分が結婚をすべく相手を探しているということ、そして結婚出産の計画を開示したそうです。そして同意してくれる人に「私と結婚しない?」とストレートに言ったのだそう。そうなってくると恋愛感情などというものは関係なく“契約”のようです。
そんな婚活で本当に結婚できるのだろうかと怪訝に思いましたが、その部長さん、見事に素敵な男性を射止めました。デートと称した“面接”で、自分が気に入った人に猛アタック、自分と結婚したら、いかに有益で意義ある人生を送れるか、を彼に説いたそうです。そのお誘いに乗った彼は部長さんとの結婚を承諾し、部長さんは計画通りに結婚・出産、可愛らしいお子さんを男女一人ずつ授かり、良き妻、良き母として子供を育て、子供たちの手が離れるとすぐに仕事を再開し、家計を支えました。

そんな結婚で幸せなのかと心配になりますが、彼女曰く「人との相性というのはお互いの努力次第。自分たちの歩み寄りや相互理解で良くして行けるもの。幸せは自分たちで作り上げていくもの。だから、どんな人であっても愛することはできるし、幸せにもなれる。」あっぱれだと思いませんか?