マリッジブルーとは、婚約してから結婚までの間に憂鬱に感じる一種の心理現象のことです。
原因としては、パートナーとの結婚準備段階でのすれ違い、過度に責任を重く感じてしまう、自由が無くなってしまうのではないかという不安などが挙げられます。

その言葉のとおり、結婚という人生で大きな決断をした後なので、本当にこれで良かったのだろうかという疑念が生まれます。

これは、人間が将来について考えたとき、ネガティブにとらえるように生理的にできているからです。
なぜなら、ネガティブにものを考えられなければ（つまり楽観的すぎると）、自分の身の安全を守るという行為が疎かになったり、いざ危険な場面に遭遇した場合に回避行動がとりにくくなってしまうからです。

すなわち、個々人で程度の差こそあれ、マリッジブルーには陥ってしまいます。

大切なことはマリッジブルーになってしまったということに自分で気付くことと、外に出すということです。

ただなんとなく暗い気分だ、というだけでは対処のしようがありませんが、これはマリッジブルーなんだと理解したなら、友人やパートナーに素直に心境を話し、共に解決する方法を話し合うことが大切なのです。